淀川キリスト教病院の出産の口コミとレビューについてご紹介します。
淀川キリスト教病院=通称淀キリとは、大阪市東淀川区に位置しており、大阪の中でも分娩数が1000件以上と非常に多く、とても人気な病院です。
この記事では、こんなことについて考えています。
・淀川キリスト教病院で出産したママの口コミ
・淀川キリスト教病院で出産する時の病院対応
(妊婦健診・出産・入院生活・退院後ケア)
私はその淀川キリスト教病院、通称「淀キリ」で第一子を里帰り出産しました。
結論からお伝えすると、第一子の出産後、新生児を育てる自信がない私に、助産師さんがすごく親切に母乳ケアをしてくれてめちゃくちゃよかったです。
それでは早速ご紹介していきましょう!
目次で簡単に読む
淀川キリスト教病院で出産が人気な理由
設備が充実で専門性も高く、急なリスクに備えているから安心して出産に臨むことができる
淀川キリスト教病院は、日本の医療の場でパイオニアとして位置付けられており、充実した設備と、医師を始めとしたスタッフの方々の専門性が高いことで有名です。
出産においては「母子センター」が備わっており、産科・小児科・小児外科が統括されています。NICUもあります。
急なリスクがあっても即対応できるよう体制がしっかりと整えられているんです。
血液型が特別な「RH陰性」である私の友人も、淀キリで3人の子を産みました。私もお産で傷が相当深かったのですが、直ぐに産科医の方に丁寧かつ適切な処置をしてもらえて、産後トラブルなく過ごすことができました。
何にでも即座に対応でき、母子を守ることを第一にしている病院だからこそ、淀キリで安心して出産したい人が多いのだろうなと感じます。
助産師さんの数が多くてママ一人一人に手厚い
淀キリは、助産師さんの数が49人と、とても多いです。
医師:8名
助産師の数:49名
看護師:4名
人数が多いのと関係しているからか、助産師さん一人一人が、ママに対してとても手厚いんです。
私も、毎日授乳ケアですごくお世話になりましたし、新生児室に入っただけで中にいる、ほとんど会話したことがない助産師さんから「〇〇さん〜!」と呼ばれて驚きました。
名前を間違えずにちゃんと覚えてくれるのって嬉しいですよね。
淀キリで産まれた赤ちゃんはychベビーと呼ばれる
淀キリで産まれた赤ちゃんはychベビーと呼ばれるそうです。yが「淀川」、ch:キリストの「ch」ですね。
私も退院時、「病院を出てどうやって育てていったらいいのだろう」と漠然とした不安を感じていたのですが、淀キリもらった資料に「ychベビー」と書かれていたのを見て、「何かあったら淀キリに相談すればいいんだ」と感じ、少し不安が和らぎました。
淀川キリスト教病院で出産したレビュー、妊婦健診編
淀川キリスト教病院の妊婦健診の待ち時間
淀川キリスト教病院の妊婦健診は、待ち時間が長い事で有名です。
ですが、ちょっとだけ工夫すれば早く終わります!
私はいつも「午後」一番に予約を入れて、診察の「1時間前」には病院に着いていました。
そうすると、「予定時刻」ぴったりに診察をしてくれます。
私はいつも1時間待っていましたが、人も少ない時間帯なので、ストレスも少なく本を読んで待っていました。
たまに午前中の診察が、午後の診察時間までかかり、診察が遅れることがあります。
その場合は仕方がありません。気長に待ちましょう。
淀川キリスト教病院の妊婦健診は毎回先生が変わるから相性の良い先生を抑えておくべし
淀川キリスト教病院は、総合病院で産科医の方の人数も多いので、毎回診察する先生が変わります。女医さんもいれば、若い男性の方、高齢者の先生もいる・・・と様々です。
毎回先生が変わるため、そのうち自分に合う先生、合わない先生がわかってきます。
気に入った先生が見つかったら、その先生に「出産までの健診を予約したいです」とお願いしてみましょう。私も女医さんがいいなぁ〜と思ったので、思い切ってお願いしたらその場で予約を取ってくれましたよ。
淀川キリスト教病院で出産したレビュー、出産当日
淀キリの電話は、夜間休日の電話はすぐに繋がるが、平日日中は注意!
私は休日に、陣痛が始まり、淀キリに電話しました。
すぐに警備員の方が出てくれました。
夜間休日の電話はすぐにつながりますが、
淀キリは、平日・日中の電話が、なかなか繋がりにくいです。
10〜15分くらい待つこともありますので、陣痛・破水時は、できるだけ我慢せずに早めに電話しましょう。
淀川キリスト教病院はLDRがあってお産が楽だった
淀キリには、LDRがあり、陣痛〜出産まで、同じ場所で過ごすことができます。
これがものすごく良いんです。
LDRがないと、陣痛室から歩いて分娩室に行くのってものすごくしんどいんですよね。
私も陣痛が始まって診察した時、助産師さんから「陣痛室かLDRどちらで待ちますか?」と聞かれて、LDRを選択しました。
LDRで過ごしている時、陣痛がめちゃくちゃ痛くなってしまい、汗もいっぱい掻いて動くのがとてもしんどかったです。
もしもLDRでなかったら、自力で移動するなんてできなかったので、LDRがあることは本当にいいなぁと思いました。
出産時、助産師さんは忙しそうだった
第一子の出産だったこともあり、
「陣痛〜出産まで、助産師さんが、ずっとそばにいてくれるだろう」
と思っていましたが、実際はそうではありませんでした。
私が出産した時は、夜間にも関わらずちょうど他にも何人か人がいて、助産師さんもとても忙しそうにバタバタしていました。
呼び出しボタンを押しても、なかなか来てくれませんでした。
やっと来ても、子宮口を確認して「まだまだですね」と言われてすぐに帰っていかれました。
それが私自身寂しかったですが、通常はそうなのかもしれません。
ですが、「まだまだですね」と言われても、ママの身体は何が起こるかわかりません。
私の場合は子宮口3cmの2時間後に子宮口全開となりました。
すぐに来てくれなくても、呼び出しボタンを押し続けたら絶対来てくれます!諦めずに押し続けましょう!
分娩がスタートした時は、対応はとてもスムーズで、たくさん優しくしていただきました。
分娩が終わった時も、ペットボトルに水を入れてきてくれたり、何度も話しかけてくださったので、
淀キリの助産師さんは親切な方が多いなぁと感じました。
淀川キリスト教病院の出産したレビュー、入院生活
淀川キリスト教病院の出産後は、基本大部屋入院
淀川キリスト教病院では、出産すると基本大部屋に入院します。希望すれば個室に入ることもできます。
大部屋は、綺麗で広々として、私的には快適でした!ベッドの両側どちらにもベビーベッドをおけるスペースがありました。
4人部屋なので、同じ部屋の赤ちゃんが泣いたら、聞こえますし、自分の子が泣いたら周りに気を使います。
私も夜中に赤ちゃんが泣いた時は、周りに迷惑をかけないように
新生児室に行って授乳する
ようにしていました。
淀キリの新生児室では、授乳で立ち入るママが多いので、その場でママ友もできますよ。
淀川キリスト教病院には個室部屋もある
私は、出産当日大部屋が空いてなかったので、1日だけ個室にとまりました。
個室は広くて、部屋の中にシャワー、トイレがついていました。
ドライヤーはなかったです。(助産師さんに頼めば貸してもらえたかもしれません)
また、面会者用の椅子も1脚のみでした。
また、淀キリでは、トイレ、お風呂に行くとき等、赤ちゃんと少しでも離れるときは
「赤ちゃんを新生児室に預けましょう」と言われています。
個室は、新生児室から離れていますので、
初産だと大部屋の方が、何かと安心だなと感じました。
入院中はタオル、肌着の着せ替えが自由
淀キリは、入院しているママも赤ちゃんの数も多いので、タオルや肌着を自由に使えます。
肌着が汚れたら、助産師さんに確認しなくても自分で着替えさせます。
私は1人目だったので何かとワタワタしていましたが、
2人目のママだったら、淀キリは色々と自由にできるので、過ごしやすいだろうな〜と感じました。
新生児室にいる助産師さんの対応が手厚い
新生児室にいる助産師さんの対応がとにかく手厚いです。
部屋には助産師さんが常に居て、ミルクを作ってくれたり、授乳の姿勢を教えてくれたり、体重を計ったくれたり、
質問をすると丁寧に答えてくれます。
私が入院していて良いと感じた点は、下記の通りです。
・ママの名前と顔は絶対覚えている(どこで会っても名前で呼んでくれました)
・一度お願いしたことは忘れない
・忙しいのにいつも対応が丁寧
入院生活は、親切な助産師さんのおかげでとても快適でした。
淀川キリスト教病院で出産のお祝い膳は出る?
お祝い膳は2~3日に1回出るよ
淀キリで出産すると、数日に1回、お祝い膳が出ます。
洋食か和食があり、選べません。
タイミングが良いと、入院中に2回出て、洋食と和食のどちらも食べれます。
普段が病院食なので、お祝い膳が出るとものすごく嬉しいんですよね。
私も入院中2回出た!洋食と和食の2回出た!
私も5日間入院しましたが、お祝い膳はなんと、2回出ました!
洋食と和食どちらも食べれてすごく幸せでした。
こちらの写真が和食です。
こちらが洋食です。ミートローフが美味しかった〜!
どちらもすごく美味しかったです!豪華ではあるものの、やはり栄養重視でバランス良く作られているなぁと感じました。
たくさん食べても罪悪感のない優しい味わいでした。
ちなみに、普段の食事では、お箸はなく、家から持参する必要があります。
お祝い膳の時のみ割り箸がついていました。
お箸持っているから、お祝い膳のお箸もなくても良いんじゃないかな?と感じました。
淀川キリスト教病院での出産費用
基本費用:50万〜60万
淀キリの出産費用は安くありません!病院のサイトにも50万〜60万と書かれていますが、やはりそれ以上します。
私も、夜間休日に入院し、翌朝出産したのでかなり多くかかりました。
実際かかった費用は、普通分娩で60万以上した
私は普通分娩で出産しましたが、60万ちょっとかかって、自己負担金額が19万くらいでした。
夜間休日で、前日入院、翌朝(深夜)出産したのが大きいと思っています。
総合病院でこれだけ高いのは、都内の有名病院以外はなかなかないので、
友達に言うと
「高すぎる!!」
と返されます。
ちなみに、同じ時期に入院していたママさんは「プラス15万かかったよ〜」と言っていました。
まとめ
・淀キリの里帰り出産は初期に予約・診察が必要
・淀キリの妊婦健診は待ち時間が長い
・淀キリの妊婦健診は先生が様々→気に入った先生がいたら分娩まで予約しよう!
・淀キリは平日は電話が繋がりにくい→陣痛・破水時はすぐに電話をしよう!
・LDRがあって出産当日過ごしやすい
・出産当日は、助産師さんがかまってくれない(どこもそうかも)
・入院生活は快適
・入院中、助産師さんが手厚い
・お祝い膳有り、タイミング良ければ2回でる
・淀キリは総合病院の中でも出産費用が高い
今回は「淀川キリスト教病院の私の出産のレポート」をご紹介させていただきました。これから出産を控えているママ、出産する病院がどんな感じか気になりますよね。私の出産体験記が少しでも参考になれば嬉しいです。
こちらの記事で私が感じた淀キリのメリット・デメリットをご紹介しています
第二子は里帰り出産せずに産みました!