たかぎなおこさんの「お互い40代婚」を読みました。
「私の妊娠生活はこうだったな」
「私の出産はこうだったな」
読みながら、私自身の妊娠〜出産を思い出して、とても懐かしい気持ちになりました。
また、著者であるたかぎなおこさんの、壮絶な・・・大変な出産を知って、ハラハラドキドキしながら、
読み終えた時には「妊娠と出産って、本当に奇跡」と感じた、心あたたまるとっても良いマンガです。
今回は、私がこのマンガを読んで感じた魅力をご紹介させていただきます。
目次で簡単に読む
高齢出産だけど、重たく書かれていない
たかぎなおこさんは、42歳にしてお子さんを出産されています。
40歳を過ぎると、妊娠率は一気に低下します。
このご年齢で「妊娠したい!」と強く思ったたかぎなおこさんは、妊娠するために何からスタートされて、どんな治療をされたのか、これを読むことで治療について少し知ることができます。
このマンガは、たかぎなおこさんの「妊娠したい!」という気持ちがまっすぐに書かれています。
そのため、読む人によっては、賛否両論分かれるかもしれませんが、
40代で妊娠するには何から始めたらいいの?
実際に40代で出産された人の体験談を読みたい
がっつりとした不妊治療は苦手
と感じている方向けた本だな、私は感じました。
ちなみに私は、元々たかぎなおこさんのマンガが大好きで、ほとんど読んでいます!
マラソン一年生を読むと、走ったことのない初心者でもなぜか、フルマラソンにチャレンジしたくなってしまうのです。
出産って本当に大変だけど、すごく幸せなもの
たかぎなおこさんの出産ストーリーは本当に壮絶で・・・もんのすごく大変だったんだな、、というのが私の感想です。
可愛くてほっこりしたイラストのマンガだからこそ、そこまで重たく感じずに読めますが、ほんとにほんとにかわいそうなくらい、、大変なご出産をされています・・・。
私は安産で陣痛から8時間で娘が産まれたのですが、読んで「こんなに長くて苦しい出産もあるの・・・?」とビックリしたくらいです。
2~3日陣痛を耐えられた方が読まれたら、「わかる!」「わかる・・・!」と共感されるかもしれません。
出産をまだ経験されていない方が読むと、「なんじゃこりゃー!!」と
もしかしたら、出産への恐怖が強くなってしまうかもしれません。。
私も読んだタイミングが出産後でよかったな・・とちょっと思います。(出産直前に読むのはオススメできないかも・・・)
壮絶な出産をご経験された分、無事に赤ちゃんが生まれて対面できた時の、たかぎなおこさんのホッとされた表情。
そこに流れるご家族のあたたかで、ほんわかした空気。
赤ちゃんとの、この上ない幸せな出会いが描かれていて、
「お互い40代婚」を読むことで、
赤ちゃんが産まれてくることは、この上なく幸せなもの
と、私自身改めて感じることができました。
日常忘れそうな、育児のほっこりした幸せを思い出させてくれる
育児をしてると毎日忙しすぎて
「赤ちゃんの純粋な可愛さ」
「赤ちゃんの存在していることが、とても幸せなこと」
という、当たり前のことを忘れてしまいます。
たかぎなおこさんのマンガを読んで、
ミルクを飲んだ赤ちゃんの背中をぽんぽんと叩いて、げっぷをさせてあげる幸せそうな表情のお父さん
赤ちゃんの顔をみて、おどろきつつも幸せを感じているたかぎなおこさんの表情
その一コマ一コマから、赤ちゃんがいる生活へのじんわりとした幸せな感情を思い出させてくれました。
・娘が元気に産まれてきてくれたこと
・大きな病気もせずにしっかり成長してくれていること、
・思いっきり笑った顔、泣いた顔、怒った顔がどれも愛おしい
・大人の都合なんて何にも気にせずに無邪気に暴れているところ
・母乳をおいしそうに飲んでいるところ
・スヤスヤと寝ている幸せな顔
「この子がいてくれること自体が、本当に幸せなんだ。今しかない、このかけがえのない一瞬一瞬を、大切にしよう」
と思うことができました。
まとめ
今回は「40代の出産:たかぎなおこさんの「お互い40代婚」の感想」ということで、マンガを読んだ私の感想について、ご紹介させていただきました。
たかぎなおこさんのマンガ、読み終えた時はいつもほっこり、幸せな気持ちになります。
たかぎなおこさん大好きなので、育児本も期待しています!